札幌の不動産情勢

息子の札幌勤務に伴い、3月末から4月中旬まで札幌滞在しました。

前半は引越手伝い、後半はスキー三昧でした。

引越の際にトラブルがあり2度引越することになり、とても大変でしたが、不動産業者とたくさん対話ができ情報入手ができました。

札幌の賃貸市場は完全に買い手市場のようです。

不動産投資ブームが数年前にあり、東京の投資家のRC物件の建設ラッシュがあり、需給バランスが崩れているとのこと。

単身者用住宅が月額家賃3万~5万円くらいです。(0-0物件が多い)

雪国固有の雪かきコストや劣化の速さなどから、投資対象としては難しいのかなと思いました。

また、RC造が多く、2重サッシなど防寒対策も必要で建設コストもかかりそうです。

 

一方で区分所有はびっくりするくらい高額になっています。

賃料から収益還元法で計算すると2LDKでせいぜい2000万円くらいが限度かなと思いましたが、なんと4000万円くらいします。

賃貸市場が値崩れしているため、単身者は賃貸に流れるため、単身用マンションの供給は少なくファミリー用の3LDKが主流とのこと。

札幌の平均年収は300万円台で特に高いわけではなく(どちらかというと低い)、世帯年収が600万~700万としても4000万円は背伸びしている感があります。

もしかするとバブル状態かもしれませんし、買い手が外人かもしれないのでこのまま上昇するのかもしれません。

投資対象としてはリスキーな印象です。

自分で住む場合にも、他の入居者が外人なのか投資家なのかなど見極めが必要だと思います。