資産運用能力評価として、誠に不遜ながら私の父親を評価します。
B+:もうひとがんばり
彼は旧制高等学校から旧帝大卒の戦前のエリート教育を受けた人でした。
軍事国家を支えるべく教育されてきたわけですが、そのわりには国に対する忠誠心は薄かったです。特に納税に対して。
まあ、これはしょうがないです、大量の戦時債権が紙切れになって我が家に残ってるのを見ると、国なんて信頼できなくなったのでしょう。
彼が運用に目覚めたきっかけは、彼の父親の相続の時です。
法学部出身のわりには改正民法に疎かったようで事前対策なしで、相続税支払いにも苦慮し、資産売却しています。
ここはマイナス評価です。
しかし偉いところは、その後遊休地にビル2棟を立て続けに建設しました。一つが岡山ビルです。
サブリースもない時代に副業で法人設立し事業化したのは高度経済成長時代だったことを割り引いてもたいしたものです。
しかし不動産運用のポイントは持続的な成長です。
この辺に大きな課題がありました。
続きは次回。