賃貸物件のリノベーション(ディアス・トラスト始動)

YYAAさんに物件調査などを重ねていただきファーストプレゼンをしていただきました。

ここから費用が発生します。3万円+消費税です。

ここで費用チャージするのは、たぶんアイデアだけ食い逃げされてしまうのを防止するためだと思います。

ただ、設計契約した場合にはこの費用を還付するなど考えていただき、逃げる人とそうでない人の差というか公平感を保っていただきたいものです。

 

ファーストプレゼンは物件の写真撮影し、それをベースにCGでイメージを具体化してきます。

アイデア段階ですが、だいたいファーストプレゼンのイメージ通りに仕上がります。

提案は複数でてきますが、これは松竹梅というよりは、かなり対極的な提案で、逆に施主試問をされているような感じです。

この辺の作業は夢と希望に満ちた楽しい部分です。

しかし、その夢の実現のための現実的な費用見積がないことには前に進みません。

設計事務所を起点とした場合、この費用見積は複数の工務店から取ることになり、かなり不確実性の高い部分です。

候補の工務店はYYAAがこれまでに実績のあるところもありましたが入札方式です。

相見積もりを要請しますが、工務店にとっても見ず知らずの施主からの依頼のためかなりの警戒心でアプローチしてきます。

この辺がとても難しいところだと思います。

YYAAとあまりにも親しげにされても裏で何かあるなと疑心が生まれますし、白地先は信頼関係もないので双方の距離感の取り方が難しいところです。

実はこの辺の経験が岡山ビルで生きてきました。

 

ところで、リノベーション工事の場合の信用リスクは工務店に大きな負担になります。

つまり新築なら施主の代金不払いは、物件引渡し権で対抗できますが、外構工事の場合この権利行使は困難です。

それに新築の場合、銀行ローンなどである程度保証がとれています。

ここもいい経験ができました。