源泉徴収事務(零細企業の事務負担)

法人として事業を展開するメリットとデメリットはいろいろあります。

デメリットの多くは、事務負担の増加ですが、事務をキチンとしておくことは長期的には役に立つことが多いのでOKです。

 

ただし、例外は源泉徴収事務です。

私流の理解では、これは国の税金徴収代行をさせられているだけです。

サラリーマンの税金は会社が代行徴収するので、サラリーマンは納税意識が低くなります。会社はとんでもない事務負担です。大企業では大がかりなシステムまで組んでいます。

企業はこの事務コストを商品やサービス価格に転嫁しているので結果的には社会コストの増加になっています。

米国や英国では個人が確定申告を行うシステムだったと思います。

そのため皆さんの税金感覚(節税意識?)が強いように思います。行動の背景に税金の説明が多いです。

 

士業への報酬支払時には源泉徴収が必要となります。これも面倒臭い作業です。

当社のような零細事業者では事務負担が重いです。

今回、税務署から写真のような確認書が届きました。

キチンと納税しているのに、納付の確認ができないとのこと。納付の際には必要情報を記載の上、銀行納付しているのに。

この回答事務負担も面倒です。

マイナンバー制で完全確定申告制として個人の責任にしてほしいものです。