マイケル・ポーターの競争戦略

少し古いのですが、とある雑誌にマイケル・ポーターの紹介があったので図書館で本を何冊か借りて勉強。

 

どの業界も競争は厳しいのですが、賃貸住宅経営は経営者(大家)のほとんどが個人で、素人経営者の集まりというところが特徴だと思います。

バリューチェーンを築こうにも、協力業者は海千山千のツワモノ揃いです。

また、価値創造しても今の流通システムでは、入居を探されている方にはなかなか届きません。

大家は経営者であるにもかかわらず、建物のガバナンスは不動産会社や管理会社にあるため、なかなか特色が伝わりません。

それに個性を出し過ぎると業者に嫌われ客付けしてもらえない。

などなど、いろいろあるけど、コツコツと回りも気づかないような価値創造を積み重ねると、いつか競争優位を持てる。

 

なんていうのかな、ウォシュレットトイレ、アイランド型キッチン、ウォークインクローゼット、アクセント壁紙、セキュリティ、こういった誰でもできるようなものは差別化OR競争優位ではないからな。最初に考えたハウスメーカーの人は偉いけど、量産してコモデティにしてしまうからあかん。