企業の平均寿命

東京商工リサーチの調査によると2014年の企業の平均寿命は前年より0.1年縮まり23.5年とのこと。

また、老舗企業(業歴30年以上)の構成比も対前年比▲0.1%下回り30.6%になったらしいです。

この調査結果からわかるのは、(当たり前すぎるのですが)企業というのはだいたい創業者の才覚で繁栄するので、それを継承するのは大変だということです。言い換えれば企業がその輝きを放てるのはだいたい20年ということでしょうか。

 

当社、城南興産(なんとも古めかしい時代を感じさせる名前ですが)は創業が昭和444月なので、業歴46年の立派な「老舗企業」ということになります。

 

業歴46年とは言っても、実は今は第3の創業期の新米企業だと思っています。

第1の創業期(1969年~1992年)は、私の父親が高度経済成長期に創業した時です。高度経済成長という強烈な追い風があったものの事業は順調に成長し資産も拡大しました。ただし、負の遺産も拡大しました。

21992年~2015年)の創業期は、その負の遺産処理に懲りてほとんど何もしなかった時代です。(なんとなく日本の失われた20年と重なります)

そして今です。(こじつけくさいですが、見事に23年のサイクルにはまっています)

3の創業とは言っても有形無形の資産を引き継いでの創業なので、実際には大きなアドバンテージをいただいての創業です。

 

これまでの会社の経過を見ると、日本の景気の波に波長を合わせてきています。

アベノミクスで世間は景気が良さそうですが、あまり調子に乗らないよう慎重に進めたいと思います。